「あんたの顔なんて一生見たくない!!あっち行ってて!!」
少女の声がロビーに響いた。
「もう二度と私に近寄らないで。存在自体うざったいのよ!!」
そういって彼女は少年のもとをさっていった。
「なっ・・・なんでアスカがここに・・・」
シンジは驚きを隠せず、アスカをジーっと見ている。
目の前で起こっていることが信じられないといったようすだ。
アスカは教室を見渡した。
そして、隅のほうに座っているシンジを見ると、表情を曇らせた。
といっても、長年アスカと付き合っていなければわからないほどの微妙な変化であったけれど。
『分かってたはずなのにね・・・あんなこと言われれば嫌いになるよね・・・』
シンジは分からないでいた。なぜアスカが日本に帰ってきたのか。
自分が傷つけてしまったあのアスカが、なぜここに戻ってきたのか?
だが、シンジは不安と同時にうれしさを覚えていた。
彼女に惹かれていたことを、シンジは自覚していたから。
自分を見てほしい。振り返ってほしい。
そんな思いが彼をあせらせ、アスカを傷つけてしまった。
『今からでも謝りたい・・・アスカを傷つけてしまったこと・・・』
当時のことを思い出して、胸が痛くなった。
『でも、僕はアスカのそばにいる資格がないんだ・・・』
そう思ってしまうと、彼の気分はさらに深く沈んでいった。
「き~んこ~んか~んこ~ん」
授業の終わりを告げるチャイムが鳴り、生徒が帰り始める。
そんななかを、シンジも例にもれず帰路につく。
だが、この日は違った。不意に誰かが声をかけてきたのだ。
「バカシンジ!!久しぶりね!!元気してた?」
彼女は有無を言わさぬ態度でこう続けた。
「大事な話があるの、ついてきて。」
ううっ・・・やってしまった・・・
十八番の問題の先延ばし・・・
つっつぎはきちんとします!!がんばります!!
見捨てないでください(懇願)