第六話 ネルフ最大の危機

その頃レイのマンションの屋上では、麗子が四体のエヴァを見ながら呟いていた。

「あの子達凄く強くなったわ。やっぱり、シンジとアスカちゃんに力をあげて良かったわよね、キョウコ」

そう呟く麗子の声を聞いていたのは、背中まである髪を揺らすさわやかな風だけだった。

 

ミサトは昔の事を思い出していた。

15年前、母親と別れた嫌いだった父親の最後の頼みと言うことで、一緒に来た南極。

そこで何が起こったかはミサトには分からなかったが、父親が最後の力を振り絞り自分を救命ポットの中に入れてくれた。ミサトが最後に見た父親の顔は凄く優しい顔だった。

すべてが終わった後、ポットの中で立ち上がったミサトが見た光景は光の翼だった。

あんなに嫌いだったハズの父親の最後の顔が頭に残り、いつの間にかすべての責任をあの光の翼を持つ、使徒と呼ばれるモノへの復讐が、父の呪縛から逃れるすべてになっていた。

しかし、今は少しずつだけど変わってきている自分に戸惑いを覚える。

自分よりも15歳(14歳かな)も年下の一緒に暮らしている二人、シンジとアスカの顔が浮かぶ。

二人はすでにサードインパクトの後の世界から、最悪の事態を避けるためにこの世界に来たと言っていた。

二人は使徒殲滅の為に自分が立てた作戦をこなし、サードインパクトの後の世界まで生き残り、苦しみ抜いたハズの二人が今は共に笑って暮らしている。そんな二人を思うと、自分がやろうとしている事は、ただの逆恨みにしか思えなかった。

 

「もう、いきなりの雨で参っちゃうわね」

「そうだね」

週番の為に遅くなったシンジ。そのシンジの帰りを待っていたアスカは、突然の雨に走って帰ってきた。二人は洗面所から持ってきたタオルで急いで濡れた服をふく。そんな時にミサトが出て来た。ミサトは二人の姿を確認すると

「お帰りなさい二人とも、分かっていると思うけど、今夜はハーモニクスのテストがあるから遅れないでね」

「「はい」」

それだけ言うと、ミサトは家を出ようとする。

ミサトの襟章にアスカが気づき、シンジに肘で合図を送る。シンジはアスカの気づいた襟章に目をやる。

「ミサトさん、ちょっと待って下さい」

シンジが何時になく真剣にミサトを呼び止める。ミサトは、シンジを振り返ると何?と言う顔をする。

「ミサトさん、階級が上がったんですね。おめでとうございます」

それに続いてアスカも

「おめでとうミサト」

と続ける。ミサトはちょっと寂しい笑顔を二人に向けて

「ありがとう」

と言ってまた出ていこうとする。シンジはミサトを再度呼び止める

「ミサトさん、階級が上がる事はミサトさんがどう考えていようともおめでたい事なんですから、家族である僕たちにもちゃんと教えてくれないと駄目じゃ無いですか。そうと知っていれば僕たちだって、お祝いできたのに・・それに階級が上がったって事はお給料も上がったんですよね。アスカ!やったよミサトさんの給料が上がれば生活費だって切りつめずにすむよ」

「えっ、ホント、やったー」

シンジはミサトが階級が上がっても余り嬉しくないって思っていることを知っている。だから、ワザと自分とアスカはミサトの家族だと言うことを全面に出し、その上戯けて見せたのだ。

ミサトも、そんなシンジの気遣いにくっと涙がこぼれそうになったが、二人に涙を見せるのは恥ずかしかったから

「お祝いなんて良いわよ」

と一言言って出ていった。

ミサトが出ていった玄関を見ていた二人は

「ちょっとワザとらし過ぎたんじゃない。絶対ミサトにばれてるわよ」

「けど、ミサトさんは苦しんでいるんだから、いいんじゃ無いかな?」

「ま、自分の問題は自分で解決しないとね」

二人は悟りを開くには幼いが、自分たちが体験してきた苦しみを元に人の心を思いやる事は出来る。

取りあえず自分たちに出来ることで、ミサトのお祝いを計画する。シンジがケンスケに電話をすると、ケンスケは喜んで企画立案を買って出た。

あと、参加者を募る為に、シンジとアスカは周りのみんなに電話をした。

 

車に乗ったミサトは、自分を家族として認めてくれているシンジとアスカを思い出し、その上、自分の気持ちを思いやるほど成長した二人に涙が溢れてきた。

「あんな言い方されたらいくらの私だって泣いちゃうわよ」

ミサトの涙は愛車のルノーだけが知っていた。

 

その夜のネルフ本部テスト場

「0番、1番、2番、3番、すべてにまだ余裕があります」

ハーモニクステストを行っているマヤから、リツコに報告が入る。

「それじゃ、すべてのプラグの深度をあと0.1下げて」

リツコの命令にマヤはすぐに実行する。

四人はプラグ深度が下がると、少し苦しそうな顔になる。

「凄いわ、四人とも汚染区域ぎりぎりなのにこんなに高い!」

科学者と言うべきか、リツコはハーモニクスの高さに純粋に驚く。

横にいるオペレーターの一人が

「さすがはネルフの誇るチルドレン達ですね。エヴァに乗るために生まれて来たような子達です」

あの子達はそんなんじゃ無いわ。自分たちだけの為に乗っているんじゃないもの。私や加持や、リツコ、司令、その他すべての人類の為に乗っているのよ。だから、どんなにハーモニクスがシンクロ率が高くても関係ないわ。

テストの成績の良さの表面だけで喜んでいるリツコ達、ミサトは横目で見ると考えていた。

 

「「「「「「「おめでとうございま~す」」」」」」」

ミサトの昇進祝いがもようされた。

シンジとアスカの前では嫌がっていたが、二人の友人達が集まって来るにつれ、笑顔があふれ出してきた。

「ありがと~。ありがと、鈴原君」

「ちゃうちゃう、言い出しっぺはシンジと惣流ですねん」

がばっとケンスケが立ち上がり

「しか~し企画立案はこの相田ケンスケ、相田ケンスケです」

「ありがと、相田君」

ミサトは笑顔でケンスケに言う。ケンスケは頭に手をやり、そんなこと無いですよと照れていた。

「せやけど、何で委員長がここにおるんや?」

不思議そうにヒカリを見ているトウジをアスカが睨む。

「私が誘ったのよ」

「「ねー」」

アスカとヒカリは、はもった。ヒカリの膝の上に居たペンペンが嬉しそうに頷く。

「ねえ、レイ、麗子さんはどうしたの?」

アスカが小声でヒカリの反対側に座っているレイに聞く。

レイは困った顔をして

「あそこ」

天井の隅から顔が出て来た。

「わっ・・・・」

アスカは驚いて大声を出そうとしたけど、慌てて口を押さえる。

「いくら実体を消せるって言っても、なんであんな所に居るのよ」

アスカがレイに食ってかかる。当然小声だが

レイは首を横に振ると

「それがね、私と一緒の顔が出て来たらみんなビックリして、パーティーにならないからって」

「だったら来なければいいのに」

はふ~~

レイはため息をつく。

「それがね。私が葛城三佐の昇進パーティーに行くって言ったら、麗子さんも行くって聞かなくて・・・その上、私と二人で隠し芸をやろうって聞かなかったのよ」

「か、隠し芸!!?」

「なんか、私の中に入って出れば、起きていながらレイ体離脱とか言って」

「レイ体離脱?幽体離脱じゃないの?」

「それじゃ、ユイ体離脱でジャロに電話されちゃうから、レイ(霊)体離脱なんだって」

「く、くだらなすぎ」

「だから、私も説得して止めて貰ったの。けど、無理にでも行っちゃうわって聞かないから、見つからない様にって言ったら」

「あそこに居る訳ね」

「そう」

レイはため息を吐く。アスカはそんな麗子の行動に驚いた。

『シンジのママって一体どんな人だったのよ』

 

「ミサトさん、改めて昇進おめでとうございます」

「ありがとうシンジ君」

「僕は前の時にミサトさんに聞きました。お父さんの呪縛から逃れる為にネルフに入ったって、今もそうなんですよね」

シンジはあの時屋上に呼び出され、ミサトが何故ネルフに入ったか、使徒を何故あんなにも憎むのか聞いていた。だから、今のミサトさんを救ってあげたい。自分じゃ全然役に立たないけど、エヴァで使徒を殲滅する。それこそがミサトさんを救える道だと思っていた。

それと今ゲンドウが第三新東京市に居ないこと、そして使徒が来ることを分かっていた。

ミサトはシンジを見つめる。

「そうかも知れないわ」

ミサトは自分の中にあるものが、釈然としないままに停滞している事に戸惑っていた。

シンジにはミサトの気持ちは分からない。

けど、だからこそ、お祝いをしてあげたかった。

「シンジ君、その内ちゃんと話しましょ」

「はい」

シンジとミサトが話し終わると同時に、リビングの扉が開いた。

 

「何で二人が一緒な訳」

ミサトはリツコと一緒に来た加持を睨み付ける。

シンジと話して少し心のつかえが取れたのか、ミサトはいつもの明るいミサトに戻っていた。

「本部から直行なもんでね。そこで一緒になったんだ」

男スマイルの加持。

「あら、焼き餅」

テストの成績が良かった為に非常に機嫌が良いリツコ。

「そんなんじゃないわよ」

ミサトは持っていたビールを口にくわえると照れた顔を隠す。

「いや葛城三佐、この度はご昇進おめでとうございます。これからはため口がきけなくなるな~」

「ば~か」

「司令と副司令が揃って日本を離れるなんて今まで前例の無かったことだからな、これも留守を任せた葛城を信頼してるって事さ」

シンジの思っていた通り、ゲンドウは今ネルフには居なかった。

多分、今頃南極に居るのだろうとシンジは思っていた。

その後、カヲルがミサトのビールに手を出し、酔っぱらってシンジに迫ろうとして、アスカに蹴りを貰う。

カヲルを蹴り飛ばしているアスカのスカートから、見えそうで見えなさそうなパンツを写真に収めようと奮闘するケンスケ。

レイは、何時麗子が乱入してくるかビクビクしながら天井を見上げ、トウジは周りの騒ぎを無視し、食べ物を食い漁る。

そんなトウジをうっとりと見ているヒカリ。

大人達三人は、騒がしくも今を一生懸命生きている子供達を見て互いに笑顔を浮かべていた。

 

その頃南極では、何やら大きな物を運ぶ為に編成された艦隊に、ゲンドウと冬月が乗っていた。

「いかなる生命の存在も許さない死の世界、南極、いや地獄と言うべきかな」

「だが我々人類はここに立っている、生物として生きたままだ」

「科学の力で守られているからな」

自笑気味に冬月は言う。

「科学は人の力だよ」

そのゲンドウの言葉に冬月が反応した。

「その傲慢が15年前の悲劇、セカンドインパクトを引き起こしたのだ。結果この有様だ、与えられた罰にしてはあまりに大きすぎる、まさに死海そのものだよ」

ゲンドウはふっと笑い

「だが、原罪の汚れ無き浄化された世界だ」

「俺は罪にまみれても人の生きている世界を望むよ」

その時、緊急を知らせるブザーが鳴り響いた。

「報告します、ネルフ本部より入電、インド洋上空衛生軌道上に使徒発見」

報告を聞いたゲンドウは、冬月にも聞こえぬ程の声で

「使徒か、シンジとあの娘が何とかするだろう」

何かを確信したかの如く呟いた。

 

ビービー

けたたましく発令所内を鳴り響くサイレン

「どうしたの?」

自分の職務室に居たミサトが発令所に飛び込んできた。

「2分前に突然現れました。」

使徒来襲の報告に慌てる発令所。

元々、二台で構成されていた索敵レーダー用の衛生は使徒に近づくと分離を開始、使徒を挟み込むようにして展開した。

「衛生軌道上の、索敵レーダー使徒に接近します」

「目標を映像で捕捉」

シゲルが映像をスクリーンに映し出す。

「何なのアレは?ただの○ね」

スクリーンに映し出された使徒を見てリツコが呟く。確かに見た目はただの○にしか見えない。

その中心にコアとおぼしきものがあることが分かった。

「あれが、使徒なの?」

ただの○に見えるその物体は、どう見ても使徒には見えなかった。

「パターン青、間違いなく使徒ですね」

ミサトの呟きを予想していたかの如く、マコトは報告する。

「ATフィールド!」

使徒に向けて電波を飛ばした瞬間、瞬時に索敵レーダーは粉砕した。

「新しい使い方ね、空間を湾曲させて粉砕、いや、圧壊と言うべきかしら」

驚くミサトに、リツコは冷静に言う。

その後も他国の衛生や航空機を使った観測が行われたが、ことごとく使徒ATフィールドに粉砕または破壊された。

 

6時間後

使徒から切り離された体の一部を落下させ、攻撃をしてくる事が確認できた。

ネルフの主要メンバーは、ブリーフィングルームに集合していた。

「大した破壊力ね、さすがはATフィールド」

「落下のエネルギーをも利用しています。使徒そのものが爆弾みたいな物ですね」

マヤが冷静に報告する。その報告を聞いたリツコが細かく説明する。

「取りあえず、初弾は太平洋に大はずれ、で、2時間後の第二射がそこ、後は確実に誤差修正してきているわ」

「学習してるって事」

「N2航空爆雷も効果ありません」

「以後、使徒の消息は不明です」

ミサトは爆心地の映像を見ると、くすっと笑い

「来るわね、多分」

「次はここに本体ごとね」

そんな事を平然と言ってのけるリツコ。そうネルフでやって行くにはこの位でビビッては、居られない。

リツコの言葉にミサトがふざけて

「その時は、第三芦ノ湖の誕生かしら?」

「富士五湖が一つになって太平洋と繋がるわ、本部ごとね」

ミサトは今出来る限りの事をする事を決め

「碇司令は・・」

「使徒の放つ強力なジャミングの為、連絡不能です」

ミサトはマヤを見て

「MAGIの判断は?」

「全会一致で撤退を推奨しています」

リツコがミサトに問いつめる。今のネルフ本部の最高責任者はミサトだ。

ミサトはリツコを見つめ、判断を下した。

「日本政府各省に連絡、ネルフ権限におけるD-17を発令、半径50km以内の市民は直ちに避難、松代にはMAGIのBackupを頼んで」

「ここを放棄するんですか」

マコトが問いかける。

「いいえ、みんなで危ない橋を渡ることはないわ」

 

D-17を発令した事により、第三新東京市はネルフ職員以外、すべての人々が避難を完了した。

ミサトとリツコは、2人で話をする為に洗面所に来ていた。

「やるの、本気で」

「ええ、そうよ」

ミサトの作戦の確率の低さを計算しているリツコは、ミサトに言う。

「貴方の勝手な判断でEvaを4体とも捨てる気」

流石は大学時代からの親友だ、リツコは2人になると言いたい事を言う。

「貴方の作戦の成功確率は0.00000001%なのよ」

科学者らしい言い方をする。

ミサトも、自分の作戦の成功率の低さは分かっていた。しかしエヴァには計算できない何かがあることは知っていた。その上、シンジとアスカが自分には隠しているが、二人が危機になると時より見せるもの凄いパワー、それに賭けてみたのだ。

「0じゃないし、使徒殲滅が私の仕事だからね」

ミサトはにこっと笑ってリツコに言う。

「仕事?笑わせるわね、自分の為でしょ貴方の使徒への復讐は」

「それは違うわ、リツコ」

確かに今までの自分は使徒を父親の仇と思い、父親の呪縛から解き放たれる為に使徒殲滅する、その為にネルフで作戦本部長の地位にまで上がってきた。しかし、今はシンジやアスカの為、その他大勢の人の為に使徒を殲滅しようと決心していた。だから迷わない。

「私は自分の為だけに戦わないって誓ったのよ」

それだけ言うとミサトは出ていった。

りんとして言うミサトを見たリツコは自分が信じられない物を見たような気がした。大学時代からの付き合いだ、ミサトが嘘を言っているか位すぐに分かる。今リツコの見たミサトは、今までのミサトじゃ無かった。リツコはふーっとため息を漏らし、ミサトに賭けて見ることにした。

 

「え~、手で受け止めるんですか~」

レイが言うとシンジとアスカは苦笑した。そのセリフは元来アスカのセリフだったから

「そうよ、貴方達が手で使徒を受け止めるの」

ミサトが言うとアスカもレイに向かって

「大丈夫よレイ、何たって私とシンジが居るんだから」

「そうだけど~」

「大丈夫、まっかせなさい」

アスカとレイのやり取りを聞いていたシンジがミサトに言う。

「ミサトさん、僕とアスカは双子山付近に待機したいのですが」

「何で?」

「前の時は、双子山に落ちてきたんです。だから確率的にそこの近くに落ちてくると思うんですけど・・」

シンジの言葉にミサトは首を横に振った。

「シンジ君ご免なさい。それは出来ないわ」

「どうしてですか?」

「貴方達二人が同じ位置に居ると、もしも他の地域に落ちてきた場合、間に合わなくなる可能性があるからよ」

「そう・・ですか」

シンジはがっかりしていた。

「ご免なさいね、貴方達を信用していない訳じゃ無いのよ。もしも他の地域に落ちてきた場合、本部ごと潰されて全員死んでしまうわ、だから少しでも生き残る確率を上げたいの。分かってくれる」

シンジはミサトがちゃんと説明してくれた事に感謝し、頷いた。

「じゃあ、終わったらステーキ奢るからね」

その言葉にアスカが反論した。

「ちょっと、ミサト。レイがお肉食べられないんだからもうちょっと考えなさいよ!」

「ご、ご免なさいアスカ。私セカンドインパクト時代の人間だから、それに今は作戦の事で頭が一杯だから四人で考えて、作戦まで時間無いから手短にね」

そう言うとミサトは部屋を出ていってしまった。

「アスカ、ミサトさんになんて事言うんだよ。ミサトさんだって僕たちに気持ちよくがんばって貰いたいから言ったのに」

「だって~」

アスカは自分がミサトに言い過ぎた事は分かっていた。しかし、アスカとしては自分やシンジは兎も角、レイやついでに、ホントのついでにカヲルの事も考えてほしかったのだ。

「ゴメンアスカ、僕も言い過ぎたよ」

「ううん、私が悪いんだから」

シンジが謝るとアスカも自分の否を素直に認める。しかし、レイにはアスカのそんな優しさが嬉しかった。

その時、横にいたカヲルは

「僕はシンジ君の行く場所だったらドコにでも行くよ。で、シンジ君はどこに行きたいんだい?」

シンジの手を握ったかと思うとシンジの瞳を見つめながら言う。

シンジはカヲルに手を握られ、その上見つめられた恥ずかしさから顔を赤くして

「ぼ、僕はそう言うの得意じゃ無いから、あ、アスカが決めてよ」

「そ、そうよ!私が決めるんだからシンジから離れなさいよ!」

こちらは怒りに顔を赤くして言う。カヲルは動じること無く、アスカを見ると

「嫉妬かい?嫉妬は見苦しいね」

バキッ

「な、な、何でアンタなんかに嫉妬しなくちゃいけないのよ。シンジは私と心まで繋がっているのよ、アンタの入る隙間はこれっぽっちもないのよ~!!」

アスカは親指と人差し指をぴったりくっつけてカヲルに見せる。

カヲルは殴られたダメージが無いのか、やれやれとした顔をしてシンジに

「シンジ君、僕は君の為なら全く開いていない隙間にでも入り込むよ。だからシンジ君も僕の胸に飛び込んで来るといい」

バキッ、バキッ、ドスン

「キュ~・・・」

三連コンボで沈んだカヲルを後目にアスカがシンジに

「シンジ、こんな奴ほっといて早く使徒を倒して、ミサトに奢ってもらうよ」

「う、うん」

シンジは床に伸びてるカヲルにちょっと同情した。

 

「使徒に依る電波攪乱の為、目標を消失」

「正確な位置の測定が出来ないけどロスト直前までのデータから、MAGIが予想した落下予想地点がこれよ」

ミサトはプラグスーツに着替えた四人を発令所に呼び寄せ、最終確認をした。

「やっぱり、この位にはなるわよね」

第三新東京市の地図上に表示される落下予想のエリア、アスカも前に見たことがあるので納得していた。

「え~、端っこまで随分ありますよ~」

始めて見たエリアにレイが驚く。その隣にはアスカの三連コンボで沈んでいたハズのカヲルが涼しい顔で見ていた。

「僕とシンジ君の力を持ってすれば簡単だよ」

その言葉にアスカが噛みつく。

「ちょっと、こんな所に来てまでシンジに手を出さないで!!」

「全く惣流君は僕とシンジ君の仲を引き裂こうと・・・参るね」

「アンタね~」

見かねたリツコが注意を促す。

「貴方達、これから作戦なのよ。もっとしゃきっとしなさい!!」

渋々頷くアスカ、カヲルは涼しい顔のまま受け流していた。

「良いかしら?」

額に#マークを付けていたミサトが先を続ける。

「で、エヴァの配置はこれよ」

ちょうど第三新東京市を東西南北で囲った形に配置していた。まあ、これ以外配置のしようが無かったが・・

 

ゲージに向かうエレベーターの中、四人はちょっと緊張していた。

シンジは、ここで前にアスカからエヴァに乗る理由を聞いたんだっけと思い出していた。その時アスカは

『決まっているじゃない、自分の才能を世の中に示す為よ』

と言っていた。今はどうだろうとシンジはアスカに聞いてみることにした。

「ねえ、アスカは何でエヴァに乗ってるの?」

アスカはシンジの聞いたことにピンと来て答える。

「決まってんじゃない、自分の才能を世の中に示す為よ。じゃあ、シンジはどうなのよ」

アスカはシンジが昔を思い出して言ったのだと思っていた。しかしシンジの答えは

「僕はアスカに見て貰いたいから、アスカと一緒に居たから」

いきなりのシンジの言葉に慌てるアスカ、しかしシンジの言葉が胸に染みわたるとアスカは、カヲルやレイが見ているのにも関わらず抱きついた。

「シンジ~」

そしていきなりキスをした。

「うわっ、いきなり何すんだよ」

と言いながらもシンジの顔は嫌がっていなかった。

「嬉しいから、お礼よ」

ニコニコとシンジに言う。それを見ていたカヲルは言う。

「全く君たちリリンの考える事は分からないよ」

その言葉にむっとした顔でアスカが

「アンタの考えている事の方がよっぽど分からないわよ」

レイはシンジとアスカが見れなかった。

『なんでこんなに胸が張り裂けそうな感じなの?どうして・・・』

レイは分からないことを自分に一番近い麗子に相談することを決めた。

 

「エヴァ全機配置に着きました」

作戦の最終段階に入った事を知らせる報告を聞くとミサトはエヴァ全機に通信を開く。

「私にはがんばってとしか言えないわ、みんなちゃんと帰ってくるのよ」

「分かりました、ミサトさん」

「分かったわ、ミサト。なんて言ってもミサトには奢ってもらうんだから」

「はい」

「分かりました」

何時も通りのシンジ、アスカ、カヲル。レイだけは戦闘時になるといつもの明るいレイから昔の冷静沈着なレイが現れていた。

 

「おいでなすったわね、エヴァ全機スタート位置へ」

その言葉に四人は、エヴァを何時でも走りだせる格好にした。

「目標は光学観測による弾道計算しかできないわ、よってMAGI距離10.000までは誘導します。その後は各自の判断で行動して貴方達にすべて任せるわ」

「距離25.000まで接近」

「では、作戦開始」

ミサトの言葉にシンジの号令が下る。

「行くよ」

頷く三人、アンビリカルケーブルを切り離す。

「スタート!!」

一斉に走り出す四体のエヴァ、その中でも高いシンクロ率を誇る初号機と、弐号機は格段の早さだ。

二人は双子山に向かって、いち早く着いた。

その頃、レイのマンションでは麗子が空を見上げ使徒が落ちてくるのが見えた。

「今回もシンジとアスカちゃんがいれば大丈夫よね・・・・・・あ、あれは・・・・」

麗子は何を見たのか?何時の間には麗子の姿は消えていた。

上を見上げれば、使徒がすぐそこまで来ていた。

「「フィールド全開」」

二人の重なった思いはフィールドをより強度の高い物にした。

前の時と違い二人で使徒を持ち上げている為に余裕があった。後から駆けつけた零号機と参号機の攻撃で使徒は殲滅できた。

その時、内部電源が切れる音が聞こえた。

 

「やったわ、あの子達」

喜ぶミサト、リツコ。しかし、パネルを見ていたマコトから

「か、葛城さん、こ、これを見て下さい」

そう言ってモニターに映し出したのは、直径1kmはあろうかと言うほどの隕石だった。

「な、何?あの隕石は、どこに向かってるの計算して!早く!」

マコトはすぐに計算をして報告する。

「落下予想地点は・・・第三新東京市、推定で落下までの時間は・・・・約65分」

「なんであんな大きな物に気が付かなかったの!」

「使徒のジャミングにより、妨害されていたためです」

リツコが隕石に不振な部分を見つけた。

「ミサト、あそこを見て、アレって使徒の一部じゃ無いかしら?」

リツコの指し示した場所を見ると、確かに使徒の一部らしき模様が見えた。

「なんであんな所に使徒が・・・・それよりなんでこんな近くに隕石があるのよ!」

あまりの事に動転するミサトにリツコが説明する。

「ミサト、数年前に隕石が地球の近くに来たの覚えてる?」

「確か、トーチタスって言ったっけ、けどアレは地球の脇60.000kmを通過したって」

「そうよ。確かに本体は通過したわ、けど、その脇に付いている隕石が一つでも残っていたら・・・」

「それに、なんで使徒があんな所についてるのよ」

「多分だけど、今回の使徒はATフィールドを空間湾曲に使って隕石を引き寄せたのよ。その上で使徒が隕石につく事によって常に空間を湾曲させ加速させているとしたら・・・」

今は解説を聞いている暇は無い。エヴァにアンビリカルケーブルを繋ぎ、子供達四人だけでも何とかしなければならなかった。

「整備班、早くエヴァに電源を繋いで!!」

ミサトはエヴァに通信を開いた。

「みんな良く聞いて、今ここに直径1kmはある隕石が落ちてくるの」

「「え~~~!!!」」

シンジとアスカが驚く、前に無かった出来事だし、とんでも無い物が落ちてくるからだ。

「だから、今エヴァに外部電源をセットしてるの、あと55分で来るから貴方達は内部電源がたまり次第そこから逃げなさい。ATフィールドで体を守るのを忘れないでね」

「じゃ、じゃあ、ミサトさん達はどうするんですか?」

「私達が今から逃げ出しても、ATフィールドで守られている訳じゃないから・・・」

ミサトは特にシンジの顔を見て

「私達の変わりの人はいくらでもいるわ。けど貴方達に変わる人は居ないの。だから、貴方達だけでも逃げて」

そこまで言うと、ミサトは通信を切った。シンジ達がいくら通信を繋げようとしても本部とはそれっきり繋がらなかった。

アスカからシンジに通信が入る。

「シンジ、シンジ聞いてる?」

「聞いてるよ」

「ホントに逃げるの?私達の力を使えば何とかなるんじゃ無いの」

「けど、何とかって何を出すんだよ。直径1kmの隕石を止める事の出来る物なんてないよ」

「・・・・・・・・・・・・・・」

残り時間25分

シンジは何かを決めた顔をした。

「アスカ、良く聞いて」

「何?シンジ」

「アスカ達は電源が溜まったらすぐに逃げて」

「私達ってシンジ、アンタ!!」

「僕が初号機で受け止める。母さんに頼んでエヴァの限界までATフィールドを展開すれば、なんとかなるかも知れない」

「・・・・・・・・イヤ・・・・・・・・・・・イヤよ、シンジ!私も一緒に残る。二人の絶対力があれば大丈夫よ」

アスカが泣きながらシンジに訴える。

「駄目だ!!アスカ駄目だよ」

シンジはアスカを見つめると優しく諭す。

「僕は今までずっと逃げてきた、だからこっちの世界に来て逃げないって決めたんだ。アスカやミサトさん綾波やカヲル君のみんなの笑顔を守るために戦うって、だから僕は逃げない、けどアスカには何時も笑っていてほしいから、生きていてほしいから。それに僕は死なないよ、アスカの側に帰るからね」

「やだよ~、私が笑っていられるのはシンジが何時も側にいるからよ。だから私も逃げない!」

アスカの言葉を聞いたシンジはアスカとの通信を切るとレイとカヲルに繋いだ。

「綾波、カヲル君、アスカと一緒に逃げてほしいんだ」

レイとカヲルはシンジの決意に満ちた顔を見て

「分かったよ、シンジ君。君は僕たちの希望なんだら絶対に僕たちの所に帰ってくるんだよ」

「分かったわ」

レイとカヲルはエヴァの充電が終わると嫌がる弐号機を無理矢理引っ張り、避難し始めた。

シンジにはアスカの泣き声が聞こえたような気がした。

残り時間10分

シンジは目を閉じて精神を集中させコアの中に眠るユイに呼びかけた。

シンジの心にユイの声が入ってくる。

『シンジ、どうしたの?』

シンジは隕石が落ちてくること、自分が受け止める為にここに居ることを伝えた。

『多分無理だと思うわ、S2機関を全開で動かしても初号機はそんなに耐えられないわ』

シンジはユイにどうすれば良いか問い求める。

『私にはもうどうにも出来ないから、貴方だけでも守ってあげる。ATフィールド全開でプラグだけを守れば大丈夫だと思うから』

ユイは、初号機はどうなるのか聞いた。

『私も、初号機も多分もう駄目でしょう、お父さんには貴方から謝っておいて』

それだけ伝えると、ユイは何も言わなくなった。

 

その頃、引きずられている弐号機の中では

「シンジ~、シンジ~、シンジ~!!イヤよ死んだりしたらイヤだからね。シンジが死んだら私も死んであの世で、思いっきりひっぱたいてやるんだからね」

アスカが泣きながら、そう思っていた時

弐号機の前に麗子が現れた。

いきなりの麗子の出現に足を止める零号機

「れ、麗子さん、一体どうしたの?」

麗子はレイの呼ぶ声を無視して弐号機に近づいた。

「アスカちゃん、シンジを助けたいの?」

麗子の声に気が付いたアスカが

「助けたい、シンジを助けたいわ」

「そう、じゃあ私がキョウコを起こして貴方に協力してあげるわ」

そう麗子が言うと、弐号機のコアの部分に体を沈めた。

少しすると、弐号機の体の中からもの凄い力がわき出してくるのがアスカには分かった。

アスカは零号機と参号機を振り払い、シンジの所に戻っていった。

 

残り時間2分

「シンジ~」

アスカの声に気が付いたシンジが

「あ、アスカ何で逃げていないんだ」

「私だってシンジと一緒に居たいのよ。どんな時でも、どんな場所でも」

アスカは輝く程の笑顔でシンジに言う。シンジは

「・・・しょうがないな、こんな所にいると死ぬかもしれないのに」

「私はシンジと一緒ならどんな場所にいても幸せなの!」

「分かったよ、じゃあアスカ二人で隕石を何とかしよう!!」

「分かったわ、取りあえず絶対力でロンギヌスの槍を2本だして攻撃してみましょ」

アスカの提案にシンジは頷くとロンギヌスの槍を2本だし、上の隕石に向かって投げた。

しかし、もの凄い質量を持つ隕石だ、さしものロンギヌスの槍でも貫通力はあってもそれだけの物をこわす力は無かった。

隕石をよく見れば2カ所穴が開いているだけだった。

残り時間30秒

「やっぱり、駄目だったね」

「そうね、やっぱり受け止めるしかないようね」

二人はS2機関を全開にしてATフィールドを展開、その上絶対力で強化させた。

その上に落ちてくる隕石、二人は受け止めた。

「「うわーーーー」」

もの凄い重量でのしかかってくる、エヴァの足下は崩れ耐えきれなくなりそうな時、アスカは聞いた・・・麗子の声を

『アスカちゃん、私とキョウコが手伝ってあげる。これはシンジの乗る初号機じゃ出来ない。女の子、いや一人の男を愛した女が乗る弐号機にしかできないのよ。だからアスカちゃん、思い描いてシンジのすべてを受け入れる所を・・・』

アスカは麗子の言うとおりにシンジのすべてを受け入れている所を思い描いた。二人の思いが心も体もすべて一体になっているところを・・・・・・

弐号機の手から隕石をも包み込むような大きな黒い穴が広がっていく。

隕石はその穴に向かって落ちていく。

発令所で最後の時を迎える為、隕石を、2体のエヴァを見ていたリツコが呟く。

「ディラックの海・・・・」

隕石を飲み込んだ黒き穴、それはディラックの海と呼ばれる虚空空間だった。

隕石のすべてを飲み込んだ、弐号機の力それは女としてのアスカの目覚めだったのかもしれない。

 

四人はネルフの通信室に立っていた。

アスカは得意げにミサトを見ている。

他の3人も笑顔でミサトの前に立っていた。

ミサトは苦笑を浮かべ四人を見渡した、特にシンジとアスカを見るミサトの目には涙が見えた。

「碇司令と通信が繋がりました」

「お繋ぎして」

ミサトは司令官としての顔を取り戻し、シゲルに言う。シゲルが操作すると、ディスプレイにSoundOnlyの表示と共に

「使徒殲滅ご苦労」

冬月の声が聞こえた。

「私の勝手な判断で、四体を破壊してしまう所でした」

そのミサトに答えたのはゲンドウだった。

「それは良い、それより初号機のパイロットと、弐号機のパイロットは居るか?」

「はい、ここにおります」

「「はい」」

「隕石の事も聞いているシンジ、アスカ君、良くやってくれた」

「「はい」」

「葛城三佐、後は頼む」

そう言うと通信が切れた。

 

「さ~てアスカ、今日はドコに決めたのかしら?ドコに決めていても大丈夫な様に銀行で大枚下ろしてきたから・・・給料前だけどね

にこにこ顔のアスカが連れていったのは前の時と同じ屋台ラーメンだった。

「ふっふ~ん、ここならミサトの財布は傷まない、レイもちゃんと食べれる、一石二鳥な店よ」

腰に手を当て得意げなアスカは早速、メニューを頼む。

「私、フカヒレラーメン大盛り!ここのこれって美味しいのよね~」

「私どうしようかな~、う~ん良し、ニンニクラーメンね、おじさん。それとチャーシューは抜いてね」

「僕は、シンジ君と一緒で良いよ」(にこっ)

「私は普通の醤油ラーメン、けどおじさんなんで屋台なのに、こんなにメニューがあるわね~」

「お姉さん、それは時代のニーズって奴よ。でそっちの兄ちゃんはどうする?」

「僕は・・・みそラーメンをお願いします」

 

「はい、フカヒレラーメン大盛りに、ニンニクラーメンチャーシュー抜き、醤油ラーメンに、味噌ラーメン2つね」

一斉に食べ出す五人、シンジはミサトを見て、

「僕、今日父さんに誉められて、ハッキリと分かりました」

「にゃにが?・・・もぐもぐ」

ミサトが麺をすすりながらシンジに聞く。

「はい、僕父さんに誉められる事より大事な物の為にエヴァに乗っているんだって」

ちらっ、とシンジはアスカを見る。

シンジに見られた事に気づいたアスカが頬を赤く染める。

「そう、良かったわね」

ミサトが素直にシンジを誉める。

シンジは素直にミサトに笑顔を向けた。

 

一方・・・・・・・

「レイちゃん遅~い、使徒も倒したし、隕石も飲み込んで終わったのに~」

今日もしかして一番に活躍したのに、忘れ去られた人がご馳走を用意して待っていた。

「お腹空いてるのに~、ご馳走も用意したのに~」

その後、帰宅したレイが拗ねた麗子を慰める為に無理をしてご馳走を食べ、次の日に腹痛に悩まされたかどうかは定かではない。

 

 

つづく


後書き

初号機に続いてやっと弐号機もパワーアップ出来ました。

けど、そんなにパワーアップしちゃうと使徒が弱く見えるな~、どうしようかな?

まあいいや、何とかなるでしょう。

取りあえず、ここで一度締めます。

一部完って訳ではなく、次の話の書き出しは最初から書く事にするって事で・・・

 

 

感想、苦情、リクエスト、質問等ありましたらもきゅうまでメ-ル下さい。お願いします。

でわ第八話で会いましょう。

 


大好評連載中、もきゅうさんの「Dream to Eva」の第六話でした~。
連載開始からあまり日も経っていないのにもう六話! いやはや本当に凄いペースですね。失礼な言い方ですが、かといって質も下がるどころかどんどん上がってますし……マジで凄いですよ、もきゅうさん!

今回のこの六話はオリジナルがもきゅうさんが好きな話だということで執筆に熱が入り、物凄いボリュームになってますね。読み応えバッチリ(^o^
展開の方もシンジとアスカのラブラブあり、ほのぼのあり、相変わらず怪しげなカヲルが笑えるギャグあり、緊迫感のある戦闘ありと、パーフェクトっすね。
特に印象に残るのが予期せぬ使徒殲滅後の隕石に対処する際、「もーシンちゃんやってくれる~」ってな感じで一人残る本編では想像も出来ないぐらい(笑)かっこいいシンジと、大好きなシンジとどんな時も離れたくないという想いと麗子の力添えにより、隕石をディラックの海に飲み込んだ(!)弐号機のアスカの活躍ですね~。
「弐号機の力それは女としてのアスカの目覚めだったのかもしれない」この言葉には妙に納得しちゃいますね(^^;

ハイペースで作品をお届けするもきゅうさんへ作品のご感想を!
上記まで是非お願い致します(^o^

本編ではこの辺りから段々とシリアスで暗く辛い展開になっていくのですが、もきゅうさんのこの連載ではそんな事を心配する必要はありませんよね。
たとえ本編で起ったような出来事があっても、シンジとアスカの「絶対力」で全て粉砕してくれるでしょうし(^o^
それにしても麗子さんっていい味出してますね。オチに使われてるし…(笑)