おきだ|http://web.archive.org/web/20031226125825/http://members.at.infoseek.co.jp/okida/novel/okida/snow.html
【完結】雪が降った日に 第1話 再会
僕は、いつものように学校に向かうため家を出た。いくら着込んでいても、さすような寒さには勝てない。サードインパクトが起こり、それまで常夏の国だった日本も、地軸の移動により四季が戻ってきたそうだ。もっとも、僕はセカンドインパクトの前に生きてはい...
【完結】雪が降った日に 第2話 接触
「あんたの顔なんて一生見たくない!!あっち行ってて!!」少女の声がロビーに響いた。「もう二度と私に近寄らないで。存在自体うざったいのよ!!」そういって彼女は少年のもとをさっていった。「なっ・・・なんでアスカがここに・・・」シンジは驚きを隠せ...
【完結】雪が降った日に 第3話 葛藤 A-Part
「大事な話があるの、ついてきて。」僕はいわれたままに彼女の後ろについていくことにした。何故アスカはこの学校に来たのか。そんなこと決まってるよね。僕に復讐しに来たんだ・・・そうに決まってる・・・そうじゃないと、アスカがここに来た理由がわからな...
【完結】雪が降った日に 第3話 葛藤 B-Part
「大事な話があるの、ついてきて。」アタシはシンジに言った。相変わらず高飛車な態度。かわいくないって自分でもわかってる。でも変えられない・・・考えてみれば、アタシはいつもシンジを見てた。好きだってことに気がついたのはすべてが終わったあとだった...
【完結】雪が降った日に 第4話 違和感
二人とも深い思考の海の中に沈みこんでいたが、気がつくと公園まできていた。二人とも立ち止まったが、会話はない。だが、しばらくすると、シンジのほうからきりだした。「ところで話って?」アスカは少し話すのを躊躇したが、いずれわかることだと思い、話し...
【完結】雪が降った日に 第5話 保護者1
無言のまま、夕食が終了した。二人ともさりげなく振舞っているつもりだったようだが、やはりぎこちなさが出ていた。食べ終えたアスカは、そのままあてがわれた部屋へ入っていった。シンジも、食器を片付け終え、そのまま部屋へ帰っていった。ミサトは表情を険...
【完結】雪が降った日に 第5話 保護者2
サードインパクト後の地軸の変動で、世界の気候は大幅に変わった。日本も例外ではなく、短いながらも冬が戻ってきた。とはいっても、夏の比率は四季の中で一番大きい。この日も雪が降っていた。この日も一日、シンジとアスカは言葉を交わすことがなかった。ア...
【完結】雪が降った日に 第7話 事実
「あなたが乗った飛行機が空港を飛び立った後、シンジ君は私にこう言ったわ。」ミサトは一瞬だけ宙を仰いで言った。「『これでいいんですよね。これがアスカにとって一番よかったんですよね。』って。今でもあのシンジ君の顔を思い出すと悲しくなってきて・・...
【完結】雪が降った日に 第8話 決意
アスカはベッドの上でうずくまっていた。『なんで・・・なんであんな話聞かされなきゃならないのよ・・・・』彼女の口から嗚咽が漏れていた。アスカを追いかけ、ドアの前まで来ていたミサトにも、彼女の声が届いていた。『このままじゃ、いつまでたっても同じ...
【完結】雪が降った日に 第9話 進展
『あなたはシンジ君に何を望むの?』その言葉がアスカの頭の中でこだましていた。――――――それは相思相愛。通い合う心がほしい。でも、それは無理。不可能なの。あたしにはそんな資格はないから・・・「ただいまー」僕はそう言って家に入った。アスカは今...