【完結】SECOND SEASON

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第拾壱話 絶望と悔恨

いつもと同じの朝。いつもと同じの登校。シンジは『いつもと同じ』を楽しんでいた。確か、この角を曲がると近遙がいて、朝一からアスカと口喧嘩して・・・。そら、始まった。中学生らしくないだの、羨ましいなら羨ましいって言ってみなさいよとか。ちょっとし...
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第拾弐話 傷心と焦心

襲撃事件の在った翌日の昼過ぎにシンジは病院をでた。一晩経過を観察した結果問題なしと医師が判断したからだ。それでも、歩くと右足には痛みが走るのでちょっと不便さを感じていた。シンジはてっきりアスカが迎えにきてくれるものと思っていた。自惚れと判っ...
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外伝1  雨上がりの後に(前編)

退屈な授業が続いていた。ただテキストに書いてあることを生徒の持っている端末に流し、そのまま読む。無味乾燥な授業をただ教師がだらだらと続けていた。洞木ヒカリは眠気を誤魔化しながら授業を受けていた。何度欠伸をかみ殺した事だろう。眠気を追いやるの...
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外伝1  雨上がりの後に(後編)

「多分碇からお前宛に電話がはいるやろ。 そんときにお前が惣流に言った事を全部話しいや。 冗談やろ。 冗談やったら碇にも話せるはずや。 我がしゃべらんでもワイらがしゃべる。 それにな彼奴等に何かあった時には許さんからな。 友達を傷つけられて黙...
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第拾参話 希望、そして未来へ

すでに陽は沈み周囲は薄暗闇と静寂が支配していた。アスカは独り湖畔に座っていた。シンジとアスカがL・C・Lから再び人の形、心の形を取り戻したどり着いた最初の場所に。二人にとってここは新しい人生のスタート地点だった。実際、この数ヶ月の間アスカに...