2ndSEASON
【完結】SECOND SEASON 第壱話 The Day After
二人は細波たつ湖畔の白い砂浜の上に並んで寝ていた。心地よい風と静寂がが彼ら二人を包んでいた。ただ、仲の良いカップルが単にいちゃついて寝そべっている様には見えなかったのは、彼らを取り巻く情景があまりにも理解に苦しむものであったからだ。満天の星...
【完結】SECOND SEASON 第弐話 慟哭
チュンチュン・・・シンジは鳥の鳴き声で目が覚めてしまった。 枕元の時計を見ると目覚ましが鳴る時間までまだ30分ほどある。「目が覚めちゃったな・・・。」シンジは目覚めることが残念そうにそう呟いた。それは夢の世界から現実の世界に戻される事への失...
【完結】SECOND SEASON 第参話 君がいたから
デジタル時計が18:55を表示していた。病院から帰ってきたシンジは独りの夕食を済ませ自室で待機していた。19:00から施設内で特別射撃訓練がある。3rdインパクト後、旧NERV職員に対する報復テロが度々起こっていた。その為、シンジも諜報部の...
【完結】SECOND SEASON 第四話 ペンダント
「でるな!!」シンジは叫んでいた。そして、次の瞬間には敵が病室内に侵入してきた。敵がシンジを確認して銃口をシンジに向けるのと同時にシンジも敵に対して銃口を向けた。そして、パーン!!ひときわ大きな銃声が1つだけ病室内に鳴り響いた。1つの銃声と...
【完結】SECOND SEASON 第伍話 転機
シンジの入院は1カ月にも及んだ。幸い右足に後遺症は残らず元の元気な姿のシンジが戻っていた。ただ、その1カ月の間にシンジとアスカの中はかなり改善されていた。アスカは毎日自分の病室からシンジの病室に通い、シンジの身の回りの世話を焼いていた。時に...
【完結】SECOND SEASON 第六話 再会
その日のアスカの第一声はそれだった。シンジは寝ぼけ眼でアスカを見た。 ベッドから上半身だけを起こしているものの目が完全に寝ていた。 髪の毛もぼさぼさ状態であった。「ちょっと、バカシンジ! 一体いつまで寝てるつもり?」アスカは腰に手をあてそう...
【完結】SECOND SEASON 第七話 美味しさのスパイスは
新しい(新婚?)生活を始めて1週間が経った。何事もなく平穏無事に過ごせたと言う感想を持ったのはシンジだけであった。毎朝アスカと腕を組んで登校しているにも関わらずシンジの下駄箱には女子生徒からのラブレターであふれかえっていた。 そして、当然の...
【完結】SECOND SEASON 第八話 心の中に(前編)
「センセちょっとええかぁ?」それはトウジの言葉から始まった。シンジがアスカと昼食を食べてる時にトウジがシンジの側にやってきて、そう言った。「どうしたの? トウジ。 ここじゃ、ダメなの?」シンジはアスカの方をちらっと見てから、トウジに聞き返し...
【完結】SECOND SEASON 第九話 心の中に(後編)
「ちょぉぉぉぉぉっと、まったぁ!」ひと昔前のTV番組の告白タイム並の大声であった。「相田君のキーボードじゃ碇君の美声には合わないわ。 それにステージ実行委員の私をのけ者にしても良いわけ? だから、私がキーボードをやります。 その方が絶対良い...
【完結】SECOND SEASON 第拾話 つかの間の幸せ
学生にとって永遠につきまとう試練・・・そう、定期試験である。シンジ達は転校して始めての試験に臨んだ。が、シンジの結果は見る影もなく撃沈であった。ただ、アスカは漢字がある程度理解出来るまでになっていたので、辛うじて上位に食い込んだ。「ったっく...