【完結】新世界エヴァンゲリオン

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外伝第参話 その日その時その場所で

初老の…いやそろそろ本人も認めはじめたことだし…「コホン」男は一つ咳払いすると襟元を直した。「この制服も随分と久しぶりだな」そうつぶやいた後、心の中で付け加える。(…そしてここに立つのも今度こそ本当に最後だろうな)「総員起立!!」日向が号令...
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外伝第四話 瞳、合わせて

ここはどこ…?頭上には見渡す限りの黒い空目の前には赤い水をたたえた湖周囲には白一色でおおわれた何もない大地なぜ私はここにいるの?そしてこの女の子は誰?「あなた誰?」【外伝第四話 瞳、合わせて】目の前の少女は自分と同じ壱中の制服を付けている。...
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外伝第伍話 聖なる夜に

<2019年12月15日>「めっきりクリスマスって感じだね」商店街の飾り付けを見てシンジが感想をもらす。「そうかしら? 今月の初めっからずっとこんな感じよ?」こちらはシンジと腕を組んでご機嫌のアスカ。「ああそういえば商店街ってそうだったね」...
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外伝第六話 現在(いま)という時

微かな衝撃。爆発音。そして激しい衝撃とそれに伴う揺れ。今まで話していた隣の男性が倒れるのが見えた。咄嗟に彼をかばうことが可能な自分の反射神経と運動能力。それを喜ぶべきか嘆くべきかシンジには判断がつかなかった。【外伝第六話 現在(いま)と云う...
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外伝第七話 ある朝の風景

<???>(少なくとも物質的現実界の出来事ではないようだね)カヲルはズボンのポケットに手を入れながらそう考える。周囲はどこまでも白い空間だけが広がり、自分の姿を映す鏡はない。だが、今のカヲルには自分がどういう姿をしているかわかる。ヒトの身な...
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外伝第八話 午後は君と昼寝を

<引き続き日本海沿岸某所>ひとまず互いの名前を確認した3人は話を続ける。「それでお前いったいどうしたんだ?」「そうよそんな格好であんな所に」そういいながらとりあえず顔だけでもと、汚れをとってやるフミエ。「…ボクはボクのテキにつかまっていた。...
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外伝第九話 途切れることのない何か

<広がる草原、遙か頭上には空の代わりに天井がある>『マナ、実は君に話さなくてはならないことがあるんだけれど聞いてくれるかい?』『…なに?』『たぶん、君が知りたがっていることさ。そして僕が無意識に避けていたことでもある』『………』『でも、これ...
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外伝第拾話 ただ、ありふれた風景を

<九州某所>「ごめんください」時刻は昼過ぎ。山間の小さな村。周囲を水田に取り囲まれたこじんまりとした一軒家。古びた玄関からその声はした。村では聞き覚えの無い若者の声に、家の主人が怪訝そうな顔をしながら戸を開ける。「こんにちは」そういってさわ...
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チルドレンのお部屋-特別編-

チルドレンのお部屋-特別編-新世界打ち上げ兼キャラクター座談会<ネルフ本部特設会場>一同『ガヤガヤガヤガヤ』(何やらもめている)一同『ガヤガヤガヤガヤ』作者「………」女性陣『◎×△!!』作者「!?」(何やら提案したようだが女性陣数名の攻撃に...
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どうしても手に入らないもの

『エヴァ伍号機リフトアップ完了。地上班は速やかに輸送作業に移行して下さい』『エヴァ七号機輸送準備開始。整備班は…』『葛城一佐。発令所までお戻り下さい』久しぶりにネルフ本部が騒々しい。昨年のゼーレとの最終決戦以来おおよそ一年ぶりの出撃準備であ...