【完結】新世界エヴァンゲリオン

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第零話 終末への道標

注)この文章は前世紀にDARUさんのCREATORS GUILDにおいて初掲載して頂いた際に書かれたものであり、現状に即していない場合がありますが、御了承ください。【新世界エヴァンゲリオン】山岸マユミ「この第零話は簡単に言うとまえがきです。...
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第壱話 帰宅

<7番ケイジ>四つのモノアイがアスカを見下ろしていた。正確にはアスカを見ているわけではない。なぜならその目に光が宿ることはもはやないからだ。最後の戦いで徹底的に破壊されたエヴァンゲリオン弐号機。だがサードインパクトの後、弐号機は傷一つない姿...
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第弐話 再会

<碇ゲンドウ宅食卓>食事の後片づけが済むととリツコがお茶を入れた。シンジは最初後片付けを手伝おうとしたのだがリツコにやんわりと断られている。レイもシンジのシャツをつかんだまま放そうとしないのでシンジはおとなしく座っていた。「ごちそうさまでし...
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第参話 幸福の肖像

【新世界エヴァンゲリオン】<ネルフ本部食堂>打ち合わせを終えたシンジ達は少し早い昼食をとっていた。ちなみにリツコが用意したお弁当である。「しかし…リっちゃんにしちゃマメだな。育児と仕事の両立をしつつ弁当もかい?」加持が意外そうに言った。「今...
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第四話 平穏、衝撃、のち平穏

<翌朝 通学路>ヒカリは昨日に引き続いて自分より早く来ていたアスカを見て驚いた。「おっはよ~ヒッカリー!」満面に笑みを浮かべるアスカ。並の男ならこれだけでイチコロだろう。「ど、どうしたの?やけに機嫌がいいわね」「別にぃ気のせいでしょ?」そう...
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第伍話 五人目の適格者

<ネルフ本部テストルーム管制室>「プラグ深度更に沈降します」防壁ガラスの向こうにはLCLに浸かったシミュレーションプラグが並んでいる。今では2週間毎となった定期シンクロテストの最中である。「調子はどう?」リツコの入れたコーヒーを飲みながらミ...
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第六話 最後の使徒

<朝、通学路>「おはようアスカ、碇君」いつものように腕を組んでやってきた二人を見つけるとヒカリは言った。正確にはアスカがシンジの腕にしがみついているという所だが。「おはようヒカリ」アスカは腕をほどくとヒカリの隣に並んだ。「おはよう委員長」シ...
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第七話 過去の予感

<リツコの研究室>「修学旅行?」ミサトの言った単語にリツコは手を止めてモニターから目を離した。「そっ」今日も今日とてコーヒーを飲みにやってきたミサト。「中学の時は待機で行けなかったでしょ?せめて高校の修学旅行くらいは行かせてあげたいな~って...
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第八話 いざなえるモノ

<修学旅行3日目 京都市内>3日目、グループ単位の自由行動である。当然の事ながらミサトはシンジ達と一緒にいた。マヤは別グループに随行している。「しかし、さすがに2日も回った後だとメジャーな名所は残ってないわね~」ガイドブックを見ながらミサト...
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第九話 カタチある記憶

<数日後、2-A教室>「というわけで、この解を求めるためにはこの5つの化学式が必要です……」昼前の教室にマヤの声が響く。講師として赴任する際、どの科目を担当するかで一悶着あったが(全員、アスカ達のクラスを担当するのだから科目が重なってはなら...