【未完】masquerade

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第壱話「待ち人たち」

First Stage- 帰還、そして祖は参られた -第壱話待ち人たち壱.シンジ。元気?私は、まぁアンタの事除けば、元気よ。レイは相変わらず。いえ、変わったわね。多分今のレイを見たらアンタびっくりするわよ?まぁ他人に不愛想に見られるのは相変...
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第弐話「新たなるモノ、古きモノ」

第弐話新たなるモノ、古きモノ壱.時を一年程遡る。世界を震撼させた『使徒戦争』の終結から約半年。その間世界は坂道を転がり落ちる石のごとき急展開を見せてきた。真相を知らぬ者達は、只起こる事態に流されるままに感情を露にし、新たな情報を与えられても...
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第参話「西暦2017年」

第参話西暦2017年壱.『春』誰がその言葉を創ったのだろう?だが、四季の移り変わりの一幕。この緩やかな空気を『春』という言葉以外では表現出来ないだろうと思う。昔の人が言葉をどういう思いで創ったのか。それを知る術は、今はもう無い。目の前を一片...
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第四話「復活祭」

壱.夜だというのに異様な暑さと、体中に纏わり付く湿気が鬱陶しい。まあ、地軸が戻りつつあるとは言え、この地で清涼感を求める等この地域に住む者達に申し訳無い。戻ろうが戻るまいが然して変わらないのだから。今だ貧困に喘ぐ人々を世界中で五万と見て来た...
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第伍話「エホバ来たりて」

壱.2017年3月25日 午前4時44分ドイツ ベルリン市街白み始めた夜空に浮かぶ、一粒の黒点。否。それは鳥だ。ゆっくりと滑空する彼を、この時間に見留めた者はいない。人影少なく僅かに点在する浮浪者達も、凍えるその身を丸め生きる事に精一杯で、...
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第六話「彼の帰郷」

白。朧な白。眠り姫は思う。自分が孤独な女だったと。眠り姫は思う。自分が孤高を求める道化だったと。眠り姫は思う。自分に一時の幸せが訪れたと。眠り姫は思う。自分の心が壊れる時が来たと。眠り姫は思う。自分を殺そうとする王子様だと。眠り姫は思う。自...
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第七話「闇の回廊」

壱.それにしても、随分と簡単に言ってくれたものである。MONSTER 900 cromoを疾走させ、全身に風圧を受けて荒涼の大地を駆け抜けてゆく。指令が出たその日の内に一端南米に戻り、しらみ潰しに情報を漁って回った。特に有力な情報は、無し。...