【完結】いつか再び出逢う君に

【完結】いつか再び出逢う君に

第一話

2015年―――人類は紅い海から戻って来た。サードインパクトの全容はネルフがゼーレの行いを暴露し、今では研究機関として世界の科学技術を引っ張っている。綾波 レイ、惣流・アスカ・ラングレー、そして渚 カヲルは世界を救ったチルドレンとして英雄視...
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第二話

「ふむ……」「あれ? どうしたんです、マエカさん?」 今日は喫茶・福音は定休日である。マエカはカウンターに座って何かの手紙を読んでいる。「なぁシン。すまんがお使いを頼まれてくれないか?」「お使い?」「ああ。第3高等学校にケーキを届けて欲しい...
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第三話

「未練がましい奴」「う……」 マエカは半眼で睨み付けられている。日付は12月4日を示していた。「大体だな~、捨てたとか言っておきながら誕生日プレゼントを渡すか?」「あはは……」「しかも、それじゃあ生きてるってバレるじゃないか?」「まぁ分かっ...
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第四話

年が明け、2018年となり1月17日、喫茶・福音は正月ボケ気味の人々で賑わっていた。「シン、宅配を頼む」 客に配膳をしていたシンジに奥の方でマエカが言ってきた。「はいは~い♪何処ですか~?」 愛想良く頷きながらシンジは準備をしようとロッカー...
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第五話

「定休日って本当に暇ですね~」「まぁだからこそ姉弟のコミュニケーションが取れるだろう?」マエカは煙草を咥えながら飛車を打つ。シンジは苦笑しながら香車を飛車の頭に打つ。「う……!」「存分に考えてください」「むむ~」冷や汗を垂らし、煙草を灰皿に...
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第六話

「それで、シンジ君。どうやって会うんだい?」「それなんだよね~」車を運転するシンジに助手席に座るカヲルが尋ねた。「考えたら母さんに会うのも気が引けるような……」「ユイさん、君が生きてる事を知ってから血眼になって探してるよ。勿論、碇司令もね」...
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最終話

「ね……眠れない」 カーテンの隙間から朝陽が差し込む。ベッドで横になってるシンジだったが、その両脇にはユイとレイが寄り添って寝ていた。 学校でアスカやミサト達との再会後、シンジは碇家に戻って来た。その時、ユイは狂ったようにシンジに抱きつき、...