第壱話 新たなる旅立ち

二人が考えた途端、床に穴があいた。
いきなりあいた穴に二人は落ちた。二人は訳が分からなかったが、手を伸ばし互いを捕まえようとする、が二人の距離が何かに離されて掴めないそして、落ちていく途中二人は叫んだ

「アスカーーーー!」

「シンジーーーー!」・・・と

その途端、二人の意識は飛んだ

 

ば、ば、ば、ば、ば、ば、ば、ば

「うわー、はっはっは」

シンジは目を覚ました。

「お、シンジ起きたんか?」

シンジを心配そうに見ていたシンジの親友、鈴原トウジ。

「碇、なんかうなされていたけど、変な夢でも見たのか?」

とシンジに聞くもう一人の親友、相田ケンスケ。

「シンちゃん、いったいどうしたの?もしかしてヘリに酔ったのかな?」

寝ていたと思ったらうなされていたシンジを心配する、保護者兼上司の葛城ミサト

「あ、いや、な、なんでもありません」

自分の状況が全く理解できない。はっと何かに気が付きシンジはミサト、トウジ、ケンスケの顔を見回す。

「ああ、うう、おお」

シンジは懐かしい顔に言葉が出なくなる。

「センセイ、どうしたんや。なんか死人でも見たような顔しおって」

シンジの愕然とした顔を見たトウジはシンジをからかう。っとシンジはいきなり泣き出した。

「トウジ、シンジが泣いちゃったぜ」

ケンスケにはトウジが泣かせた様に見えた。

「せ、せ、センセイ、な、なにも泣かんでもええやろ。けどワシが泣かしたんやな、すまん碇」

自分が泣かせたと思ったトウジは素直に謝る。シンジはトウジの謝る姿を見て

「ごめんトウジ、トウジのせいじゃないよ」

溢れる涙を手で拭うと、シンジはトウジ言う。トウジは何時ものシンジに安心した。

「それより、ミサトさんココは何処ですか?」

シンジは自分の状況が分からないのでミサトに聞く。

「ココはヘリの中よ。私と一緒に豪華なお船でクルージングをしましょって言ったじゃない。シンジ君どうしちゃったの?頭でも打ったの?」

何故さっき説明したのハズなのにまた聞き返して来るのかしら?とミサトはシンジを心配そうに見る。

「ミサトさん、碇は寝る前もぼけーっとしてたから聞いてなかったんですよ」

ミサトにケンスケは説明する。

「そうね、シンジ君いつものほほーんってしてるものね」

ミサトは笑いながらケンスケの言った事に賛成する。

「お、それよりほら、もうすぐ見えるわよ」

そんなミサトの言葉に反応したのはミリタリーヲタクのケンスケだった。

「空母が4、戦艦3すごい大艦隊だぁ!あれが国連の誇る空母゛オーバー・ザ・レインボー″」

目の前に見えた艦隊にカメラを向け、はしゃぎまくるケンスケそんな様子にうんざり顔のトウジ。そんな中シンジは自分の中に居た。

『ココはアスカを迎えに行くヘリの中だな、そうかあの時穴に落ちてココに戻ってきたのか。それじゃやり直せるの?』

ヘリはシンジが考え事をしている内に着鑑した。

 

同じ時、甲板上でヘリが降りてくるのを待っている赤い髪、青い目をもった少女、アスカが居た。

『あれにシンジが乗っているのね。けど、シンジが私の事を知らなかったら・・・ううん、そんなことないシンジは気が付いているわよ』

淡い期待を乗せ自分の事を励ますアスカ。ヘリが着くと最初にミサト、トウジ、ケンスケと続く。シンジは最後に降りてきた。アスカはシンジの顔を見て走り出そうと思ったが、もしかして自分の事を忘れているかもという思いから躊躇った。そこに風であおられたトウジの帽子が転がってきた。アスカはシンジに会う為に勇気を出し、その帽子を拾うとシンジの元に向かった。

「ハローミサト元気にしてた?」

シンジの方を向けないアスカ、シンジはそんなアスカを見て

『アスカ、僕のことを覚えていないのかな?話しかけてみようかな』

「アスカも元気そうじゃない」

ミサトもアスカに挨拶する。

「あったりまえじゃない」

ミサトに答えながらアスカはシンジの様子を伺った。アスカを見ていたシンジと視線がぶつかる。シンジはアスカにそっと微笑む、アスカはそのシンジの笑顔に押さえていた物がいっぺんにあふれ出しシンジの胸に飛び込んだ。

「シンジ、シンジ、シンジ、私、会いたかった。すごく会いたかったの」

いきなりシンジの胸に飛び込んだかと思うと泣き出したアスカにミサトは呆然としてしまう。っとケンスケとトウジはあまりの出来事に反射的に変なポーズをとり

「い、イヤーンな感じ」

と固まってしまった。

「あ、アスカ、本当にアスカなの、僕のアスカなの?」

いきなり胸に飛び込んできたアスカにビックリしながらもシンジは問いかける。

「そうよ、穴に落ちた後、気づいたらドイツに居るんだもの」

シンジの胸の中で落ち着いたアスカはシンジを見つめながら言う。呆然としていたミサトは見つめ合っている二人に

「なんで、お互いを知ってるの?もしかして知り合いだったの?」

アスカはドイツに居てシンジは日本に居る。二人の接点はないはずなのに???と?マークを頭にいっぱい付けミサトは問いかける。アスカはそんなミサトを見て

「ま、そんな事より弐号機の電源ソケットを持ってきたんでしょ、それ必要になるから準備させておいてね」

と言うとシンジの腕を取り艦橋に向うように歩き出す。その時手に持っていた帽子を固まっているトウジの手に持たせる。

「あ、アスカ、シンジ君、待ちなさい」

二人の後を追うミサト、トウジとケンスケはまだ固まっていた。

 

「おや、ボーイスカウトの引率のお姉さんだと思ったがこちらの勘違いだったかな?」

ミサトのIDカードを見た鑑長は副長に問いただす。ミサトはそんな態度に腹を立てていたが顔には出さず、営業スマイルで

「この度は、エヴァ弐号機の輸送援助、有り難うございます。こちらが、非常用電源ソケットの仕様書です」

怒りを抑え、ソケットの仕様書を見せる。艦長はさも胡散臭そうに

「ふん、あの人形をこの海の上で動かす要請なんぞ聞いちゃおらん」

「万が一に対する備えと理解していただけますか?」

「その万が一に備えて、我々が護衛しておる。いつから我々は宅配屋に転職したのかな?」

副長の方を見て確認する鑑長。

「某組織が結成された後だと記憶しておりますが」

副長が答える。

「玩具一つ運ぶのに大層な護衛だよ。太平洋艦隊が勢揃いだからな」

自分たちの力を信じ切っている鑑長は、使徒なんぞ我々に任せれば良いのだと言わんばかりにミサトの嫌みを言う。

「エヴァの重要度を考えると足りないくらいですが」

ミサトはこんなイヤなヤツともう話をしたくないとばかりに、用件を言う。

「では、この書類にサインを」

「まだだ!」

「エヴァ弐号機及び操縦者は、ドイツより我々が預かっている、君たちの好きにはさせん」

「でわ、何時引き渡しを」

額をぴくぴくさせながらミサトは言う。

「横須賀に陸揚げをしたあとになります」

副長がミサトに言う。

「海の上は我々の管轄だ、黙って我々に従ってもらおう」

明らかに怒りの顔を浮かべ艦長は言う。アスカはミサトの袖を引っ張り、振り向いたミサトに何やら耳打ちする。ミサトはアスカから何か聞くと艦長を見て

「分かりました。ただし、有事の際は我々ネルフの指揮権が最優先である事をお忘れなく」

とミサトは念を押した。さっきまで甲板で固まっていたハズのトウジがいつの間にか艦橋に居て、艦長にビシッと言うミサトを見ると

「ミサトさん、カッコエエな」

と呟いた。ケンスケは周りの緊張が分からないのか艦橋に入ってきた途端”すごいすごい”を連発しながらカメラを回していた。そこにシンジに取っては兄の様に慕っていた男が現れた。

「よ~、相変わらず凛々しいな」

そこに現れたのは無精ひげを生やした男、加持だった。

「え、え~」

驚くミサト、シンジはアスカの顔を伺ったが、アスカはシンジの顔を見て心配しないでと微笑むと

「加持さん、どうしたの?」

シンジに腕を絡ませたままのアスカが言う。

「あれ、アスカ、それはご挨拶だな」

おっなんだシンジ君と仲がいいんだなと思いながら男臭い笑顔で答える。艦長はまたやっかいなのが来たなと思い苦虫を噛みつぶした様な顔で

「加持君、君をブリッジに招待した覚えはないぞ」

「おっと、それは失礼」

軽く手をあげると艦橋を出ていった。ミサトももう話すことはないので加持の後に続きシンジ達と一緒に出ていった。

 

シンジ達は士官食堂に居た。海の男達が10人座っても余る大きな机に座ると隣にちょこんとアスカも座った。

加持は机の下で正面に居るミサトにちょっかいを出しながら

「今、付き合っているヤツ・・いるの」

加持の足を自分の足で強制排除すると

「そ、そんなのアンタに関係あるわけ」

そっぽを向きながらミサトは言う。

「あれ、つれないな~」

そんなミサトを気にもせず加持は隣に座っているシンジを見て

「君は葛城と同居してるんだって」

「え、ええ」

「彼女の寝相の悪さ、直ってる?」

「な、な、何言ってんのよ」

いきなりの加持の発言にミサトはものすごく慌てた。その加持の問いに答えたのは意外にもアスカだった。

「加持さん、そんなの直ってるわけないじゃない」

アスカが答えたことにちょっと驚く加持

「お、アスカなんでわかるんだ」

「そんなのあのずぼらなミサトが、ちゃんとしてるわけないじゃない。それに家事もシンジにやらせてるに決まってるんだから」

アスカは当然と言わんばかりに言う。そしてシンジを見てにこっと笑う。アスカの笑顔を見て、シンジも苦笑いをすると加持に向かって

「そうですね、寝相は見たことないですけど、家事は僕がやっています」

シンジの答えに満足した加持は

「そうか、相変わらずか。碇シンジ君」

「はい、加持さん」

慕っている加持に名前を呼ばれうれしそうに笑うシンジ。加持はこの子は人見知りしないのか?と思ったが

「シンジ君なぜ俺が君を知っているのか不思議じゃないのかい?」

と尋ねる。シンジが答えに詰まっているとまたアスカが助け船を出した。

「そんなの簡単じゃない、加持さんはドイツのネルフにいたんだし、シンジは日本の本部で使徒を倒してるのよ。それで知らない方がおかしいわ」

アスカの答えに加持はさっきから不思議に思っていた事を聞いた。

「そう言えばアスカ、なんでシンジ君の事をそんなに知っているんだ?」

加持の問いにミサトも便乗して問いかける。

「そうよ、シンちゃん。なんで貴方達二人がそんなに仲がいいのよ。だってシンジ君は第三新東京市に来る前はおじさんの所に居たんだし、アスカだってドイツから出たことないでしょ、半年前まで日本語だってしゃべれなかったのに」

加持、ミサトペアーに押されるシンジとアスカ。

「そ、そんなこと良いじゃない。それよりミサトさっき言ったこと覚えている?」

咄嗟に話題を変えるアスカ、言っているのは艦橋で耳打ちしたことだ。

「ああ、あれ、アスカなんで使徒が来るって分かってるの」

まだ来ても居ない使徒を警戒し、電源ソケットの準備を急がせたりしているのか分からないミサト。アスカはシンジと目を交差させると

「そんなの乙女のカンに決まってんじゃない」

「乙女のカンって言ったってそんなんじゃ分かんないわよ」

「もう良いわ、使徒が来れば分かることなんだから。シンジ行こ、弐号機の場所まで。また二人で使徒を倒しましょ」

と言うとさっさとシンジを連れて食堂から出ていった。トウジとケンスケはあまりのシンジとアスカの中の良さに

「イヤーンな感じ」

と変な格好で固まっていた。ミサトと加持は

「あんなアスカを見たのは初めてだ」

「そうね、私もあんなシンジ君を見たの初めてだわ。シンジ君のファイルにはアスカとの事なんて書いてなかったのに・・それにあのアスカが泣いているなんて」

「ま、そのうち話してくれるだろ。なんたって葛城はシンジ君の保護者なんだから」

「あの子は自分のことを話したがらないからね」

苦笑いをするミサト。

 

シンジとアスカは弐号機が載っているフリゲート鑑まで来ていた。

「シンジ元気だった?」

「うん、アスカはどう?」

「うん、私も元気よ。そう言えばシンジはいつ頃気が付いたの?」

「え~と、ついさっきかな。ヘリで此処まで来る間に気が付いた」

「そうなんだ、私は一ッ月ぐらい前かな、ビックリしたわ、目が覚めたらドイツに居て弐号機の起動実験の最中なんだもん。それですぐにシンジの所に電話したのよ、シンジも気が付いているかと思って・・けどシンジはシンジじゃなかったわ。だから私今日シンジに会うのがとても怖かったの、けどシンジにあってシンジの笑顔を見た途端、あ、シンジだ、私のシンジだって気が付いたの」

「ごめん、アスカ」

「ううん、いいの。こうして出会えたんですもの」

そう言ってアスカはシンジに抱きついた。シンジも先ほどと違い落ち着いてアスカを抱き寄せる。しばらく抱き合っていた二人だがアスカはあることに気が付いた。

「そう言えば、シンジ、さっき気が付いたって言ってたわよね」

「うん」

「っていうことはプラグスーツを持ってきていないんだ」

アスカはにやっと笑うと

「それじゃまた私の着る」

シンジも大事な事に気が付いて顔を赤くし

「い、いやそれはちょっとぼ、僕はこのままで良いよ。またトウジ達にからかわれるもの」

アスカはいきなり泣き出した。

「シンジ私の事嫌いになったんだ、わーーん」

いきなり泣き出したアスカにビックリしてシンジは

「そ、そ、そんな事ないよ。僕はアスカの事を嫌いになんてなってないよ」

「じゃあ良いでしょ」

「けど」

泣いていたかと思ったらきっと顔を上げシンジを睨み付け、シンジに掴みかかり

「良いから着るの!」

「はい」

シンジには他に答えようが無かった。その時に衝撃が来た。

「水中衝撃波!シンジ来たわ、それじゃ早く着替えましょうか」

やはりアスカのプラグスーツを着るのに躊躇いがある、しかしアスカに逆らうと後が怖い。そのことを体を持って知っているシンジは逆らわず

「う、うん分かった」

と答えた。

「うん」

アスカはシンジと一緒なのがよほどうれしいのかニコニコとしながら言う。

 

二人はお揃いの真っ赤なプラグスーツを来て弐号機の前まで来ていた。アスカは誇らしげに、シンジは股を押さえながら。

「シンジ行くわよ」

「う、うん」

アスカは顔を赤くして

「シンジ、負けないようにおまじないしよう」

「え、おまじない?」

なんだか分からないシンジ。

「そう、おまじない」

と言うと目を閉じて唇をシンジの方に差し出した。シンジはやっと分かったおまじないの内容にドキドキしながらアスカに唇を寄せた。

「じゃ、じゃあシンジこれからは出撃の時にはこのおまじないをする事にしましょう」

顔を赤くしたままのアスカ、シンジも顔を赤くして

「いいよアスカが喜んでくれるなら、けどちょっと恥ずかしいから誰もいない所でね」

「うん(はと)」

シンジの返事に気を良くしたアスカは弐号機のエントリープラグに入っていった。シンジもその後に続いた。

 

同時刻オーバー・ザ・レインボー艦橋では

「各鑑、艦隊距離に注意の上、回避運動」

「状況報告はどうした」

次々に入る報告を聞きながら焦る艦長、そこにミサトは入ってきた。

「ちわーネルフですが、見えない的の情報と的確な対処はいかがっすか」

「戦闘中だ、見学者の立ち入りは許可できない」

「これは私見ですが、どうみても使徒の攻撃ですね」

「ええいうるさい、各鑑任意に迎撃」

無駄なことを

発射される魚雷群、しかし使徒には全く効いていない。

「アスカの言ったとおりに使徒が現れた。どういうこと?まさか弐号機を」

その間も次々発射される迎撃ミサイル

「何故おちん!」

焦りまくる艦長と副長

「やっぱ、エヴァやないと勝てへんな」

ミサトと一緒に来ていたトウジの呟きに睨み付ける艦長と副長。びびるトウジ。

 

加持は自分の部屋へ戻ると電話をかけ始めた。

「こんなところで使徒襲来とはちょっと話が違いませんか」

「その為の弐号機だ、予備のパイロットも送ってある、最悪君だけでも脱出したまえ」

「わかっています」

 

「言語は日本語で・・シンクロスタート・・・・エヴァンゲリオン弐号機起動!」

アスカはシンジがドイツ語を喋れないことは分かっているので日本語で起動させる

「艦長、弐号機が起動していきます」

「なんだと」

「ナイス、アスカ」

驚く艦長、喜ぶミサト

「いかん、起動中止だ元に戻せ!」

艦長がマイクに向かって叫ぶ、ミサトはマイクを奪うと

「かまわないわアスカ、発進して」

発進中止、発進していいわとマイクに向かい言い争う二人、弐号機の載っているフリーゲート鑑を見ていた副長が

「本当に良いんですか?弐号機はB装備のままです」

「「え」」

驚く二人、そこにシンジの声が聞こえてきた。

「これからそちらに向かいます。電源ソケットを甲板に出しておいて下さい」

「シンジ君も乗っているのね」

「はい」

フリーゲート鑑の上に立ち上げる弐号機、そこに使徒は向かってきた。

「シンジ、行くわよ」

「うん、今度はあんまり跳び移る船を壊さないでね」

「分かってるわよ」

アスカのかけ声と共に跳ぶ弐号機、使徒は弐号機が跳び上がった後、フリーゲート鑑に衝突、フリーゲート鑑を撃沈した。その後シンジにも言われ、壊さないように船と船を跳ぶ弐号機。

 

「あれ、そう言えば加持は」

緊急事態だというのにドコをほっつき歩いているのかしらと思いミサトは辺りを見回す。その時、飛行甲板に上がってくるVTOL機。飛行服を着た加持とパイロットが乗っていた。

「おーい、葛城。俺、ちょっと用があるから先に行くわ」

加持が言うと跳び上がっていくVTOL機。その飛び去っていく姿を見たトウジは

「に、逃げよった」

ミサトは握り拳をプルプルと震わせていた。

 

「弐号機、着鑑しまーす」

アスカの声と同時に弐号機はオーバー・ザ・レインボーに着いた。使徒は弐号機を追って来ていた。

「使徒本鑑に接近中」

弐号機のスピーカーに流れる情報それを聞いてシンジは辺りを見回し

「アスカ来たよ、左舷9時方向」

「外部電源に切り替え・・切り替え終了」

残り時間が8:88:88に変わる。

「けどアスカ武装が無いよ」

「シンジ、あの力使いましょ」

「あの力?」

「そうママ達に貰った力、今使わないで何時使うの」

「そうだね、けど何をだそうか?」

アスカは少し悩みと

「そうだ、ソニックブレイブを出しましょ」

「うん、分かったけど使えるのかなあの力」

「そんなのやってみれば分かるわ」

シンジはアスカがよく使っていたナギガタを思い浮かべると、弐号機の目の前にソニックブレイブが現れた。

「やった」

シンジは喜ぶ、アスカはすぐさまソニックブレイブを装備、使徒が来るのを待っている。

使徒が大きくジャンプすると弐号機はその無防備な腹をソニックブレイブで引き裂いた。

しかし使徒は海に落ちる寸前、尾ひれを使い弐号機を海にたたき込んだ。

「「うわーーー」」

海に落ちていく弐号機そこに腹から血を流しながら向かってくる使徒。

「やっぱりコアをこわさなきゃ」

「そうね、口の中だから口が開いた瞬間を狙うわ」

弐号機は海に沈みながらも離さなかったソニックブレイブを構えると口の開くのを待つ。使徒は勢い良く突っ込んでくると大きく口を開いた。

「「今だ」」

二人が思った瞬間、ものすごい力で水を、使徒をコアもろとも切り裂く。使徒は切り裂かれたまま弐号機の左右を抜けると爆発した。

 

「ぺ、ペアルック、イヤーンな感じ」

使徒を倒し、プラグスーツのままの格好で降りてくるシンジとアスカ、そんな二人を見てまたトウジとケンスケは固まった。

『いきなり弐号機の前に現れたナギガタ、アレはいったい何処から出て来たのかしら。それにアスカの予言、あの弐号機のパワー、あの二人何か隠しているわね』

ミサトは何かを感じながら二人を見ていた。

 

つづく


後書き

どうもこんにちわ、もきゅうです。

なんか八話のやり直しになってしまいましたが取りあえず第壱話をお送りします。二人の力って結構応用が利くらしい?この力なんて名前にしようかな?無限力?これじゃイデ○ンだし、う~んなんかいいのがあったらメール下さい。

次はユニゾンだ~、けどどうしよう二人って使徒の弱点を知っているし、ユニゾンも完璧なのに・・・まあ何とかなるでしょう(爆)

このごろの自分の生活は仕事をする、SSを読む、SSを書く、FF8をやり込む、こんな生活を繰り返しております。って事はSSを書くことも生活の一部分となりつつある。う~ん不思議(笑)

そんな自分の生活に、不思議に思いつつも書き続けるのでした。

感想、苦情とかありましたらもきゅうまでメ-ル下さい。お願いします。

でわ


もきゅうさんの連載SS「Dream to Eva」の第壱話でしたっ!!
いやはや最近のもきゅうさんの投稿ペースはすごいですね! えびも負けないように頑張らねば(^^;

前回の零話で突如開いてしまった穴に落ちてしまったシンジとアスカ。
そして二人が目覚めた場所は……なんと第六使徒ガギエルと闘う前。つまりまだ二人が出会う前の時。
零話を読んだ後えびは、「このまま学園エヴァの流れになるのかな」とか思ってましたが、この意外な展開にはビックリです(^^;
初対面であるはずなのに仲の良い二人に、当然ミサトや加持達は不思議に思ってるのだけどラブラブパワーで見事使徒を撃破!
しかし面白い展開ですね、続きが楽しみです(^o^

新人LAS作家もきゅうさんへ作品のご感想を!
上記まで是非お願い致します(^o^

今回は「アスカ、来日」。そして次はもちろん「瞬間、心重ねて」ですね。
ユニゾンのシーンや夜中のキス未遂事件(笑)をどうもきゅうさんが描かれるかとても楽しみです(^^
期待して待ってますよ~!